病院設備
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検査機器の紹介
動物たちは、しゃべることができません。獣医師の経験と知識による診断はもちろん重要ですが、微妙な体調の変化を的確に把握するため、迅速な院内検査が不可欠となります。また、日常の健康診断や潜在的な病気の検出においても、これらの機器を用いた臨床検査は非常に重要となります。
X線撮影装置(レントゲン)
外部から体の内部構造(骨格、臓器の位置や大きさ、異物の有無)を短時間で調べられます。
骨折などの外科的な診断から、心臓検査などの内科的な診断まで幅広く用いることができます。
超音波診断機器(エコー)
音が反射する性質を利用して、生体内の構造を外科的手法を用いずに診断する方法です。麻酔の必要やX線被爆がないため、より安全で簡便に検査を実施できます。心臓、肝臓などの臓器検査や妊娠診断に用います。
動物用心電計
心臓の電気的活動を体表から心電図として記録します。心電図検査はリズムの異常、波形の形状から、不整脈や心拡大の有無を判断します。レントゲン撮影や心エコー検査と組み合わせることで、より正確な診断が可能となります。
レーザー
レーザーを用いた手術では、切開と止血を同時に行えるため、痛みや腫れが少なく、術後の痛みを著しく軽減できます。より早く、より安全で快適な治療がレーザーの特性によって可能となります。
血液検査機器
・自動血球計算機:白血球、赤血球、血小板など、血球の種類と数を計ることにより、貧血や炎症の有無を知ることができます。
・血液化学分析装置:血液中の化学成分を分析することにより、肝臓、腎臓など内臓の疾病や、動物の栄養状態を把握できます。
遠心分離器と尿検査機器
尿は全身を循環する血液から、腎臓、尿細管を経て生産され、膀胱に蓄積されます。そのため尿検査は、腎機能や尿路系の異常の他、糖尿病など全身性のスクリーニング検査としても有用です。
病院内の部屋
いくつかに分かれた部屋はそれぞれに役割があります。
診察室
その名のとおり、診察をする部屋。
手術室
手術する部屋。
イヌ舎
動物たちがお泊りする部屋。